佐渡の朱鷺の餌場となるビオトープ脇のトイレ清掃ボランティア
毎年恒例となっている、佐渡の朱鷺の餌場となるビオトープ脇のトイレ清掃ボランティアに行ってきました。こちらのトイレは私が所属している新潟西ライオンズクラブ50周年記念事業として寄贈した簡易トイレです。
そしてこの場所は「生椿の自然を守る会」会長の高野毅さんが生まれ育った集落・生椿(はえつばき)で、高野さんのお父さんは朱鷺の保護活動に尽力されていた方だったことから、この地で米作りをしながら、トキの餌場のビオトープをつくり、全国各地から子どもたちがここにきて、ビオトープの手入れや田植えを手伝っています。
この集落・生椿は、一般道から外れて山の方に行くところにあり、車1台がやっと通れるくらいの砂利道を登っていった先にあります。今は、高野毅さんの生まれた家がポツンとあるだけで、まさに「ポツンと一軒家」でも取り上げられた場所です。
https://post.tv-asahi.co.jp/post-124676/
その場所に寄贈した簡易トイレを、寄贈したままではなく、毎年トイレ清掃に行っています。
今年も高野さんが出迎えてくれて、高野さんの生家でおいしいきのこ汁や魚の煮付けなどをいただき、ホッとできる時間を過ごしてきました。ここは、携帯電話も繋がらないので、本当にゆったりとした時間が流れていて、癒されてきました。
翌日は、本当であれば船に乗って釣りに行く予定だったのですが、天候がよくなかったので、そのイベントはなしに…。どちらかというと、それも目的でもあったので残念です…。また来年のお楽しみにします。
佐渡といえば、佐渡金銀山は世界文化遺産として登録されました。観光客も増えているようですが、観光客は意外と佐渡に宿泊せずに、日帰りで帰ってしまう人も多いようで、佐渡の人が嘆いていました。外国人観光客もいましたが、まだまだこれからのようですね。
国がもっと宣伝すればいいと思うのですが、それが足りていないんじゃないかな?新潟県外の人に、佐渡金銀山が世界文化遺産に登録された話をしても、「へ〜〜」「知らなかった」と言われることも多いので、海外への宣伝どころか、国内の宣伝力も弱いように思います。
来年、佐渡に行く時は、どんなでしょうかね?もう来年で世界遺産ブームが落ち着いていたら、怖いですよね…。
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